理想の家を夢見たのに、 見積もりを見たら頭が真っ白… 「やっぱり、諦めるしかないのかな…」
第二子が生まれるのを機に、素敵な注文住宅を夢見ていた高橋さん。奥様の希望である「吹き抜け」や「アイランドキッチン」を叶えてあげたいのに、住宅展示場で見た夢のようなモデルハウスと、現実の予算とのギャップに苦しんでいませんか?
そして、何社か相見積もりを取った後、「ここだ!」という本命が決まったのに、熱心に提案してくれた他の営業マンに「ごめんなさい」を伝えるのが、本当に気が重い…。
その気持ち、痛いほどよく分かります。私もたくさんのご家族の住まい探しを見てきたからこそ、「家の価値」がどこにあるかを知っています。
家は、豪華な設備だけじゃなく、そこで生まれる「笑顔」が一番大切なんです。
このブログでは、そんなあなたが、見栄や体裁のためにお金をかけるのではなく、本当に大切な「家族の思い出」や「将来の安心」に予算を回せるような、賢い家づくりの知恵をお伝えしていきます。
熱心な営業さんに「ごめんなさい」…その気持ち、痛いほどよく分かります。
注文住宅の検討って、本当にエネルギーがいりますよね。週末ごとに住宅展示場を回って、色んなハウスメーカーさんの話を聞いて、間取りの相談をして…。
特に、親身になって話を聞いてくれて、夜遅くまでプランを考えてくれたり、こちらのワガママにも真剣に向き合ってくれた営業さんには、感謝しかありません。
だからこそ、せっかく一生懸命やってくれたのに、「やっぱりウチは選べません」って伝えるのが、本当に気が重いんですよ。
「この提案、本当に素晴らしいんですけど…」って、心の中では思ってるんですよね。でも、予算の都合だったり、どうしても譲れない条件との兼ね合いだったり、家族会議の結果だったり。
色々な要素を総合的に考えて、最終的に一つのハウスメーカーさんに決めるわけじゃないですか。
そう、これは「あなたの決断」なんです。誰かに気を遣って、本当に建てたい家を諦めるなんて、そんな本末転倒なことはしてほしくない。
でもね、その「申し訳ない」って気持ち、すごくよく分かります。日本人って、相手の気持ちを大事にする文化があるから、余計にそう感じちゃうんですよね。それに、もし角が立ったらどうしよう、しつこく引き留められたら嫌だな、なんて不安もつきまといます。
大丈夫ですよ。私も大家として、たくさんのご家族が「この部屋に決めた!」って言ってくれたり、残念ながら別の場所に引っ越したりするのを間近で見てきました。
選ばれることもあれば、選ばれないこともある。それは、ビジネスの世界では当たり前のことなんです。
だから、あなたのモヤモヤを解消して、スッキリと次のステップに進めるような、心温まる「お断りのコツ」をお伝えしますね。
なぜ「断る」のがこんなに難しいのか?その心の中を覗いてみよう
「なんで、たかが断るくらいでこんなに悩むんだろう…」って、自分を責めちゃうこともあるかもしれませんね。でも、それはあなたが優しいから。相手の気持ちを想像できる人だからこそ、感じる感情なんです。
理由その1:営業マンの「情熱」を感じているから
多くの営業さんは、ただモノを売っているだけじゃありません。あなたの家族構成、将来の夢、趣味、休日の過ごし方まで聞いて、「この家族には、こんな家が絶対に幸せ!」って、本気で考えて提案してくれています。その情熱が伝わってくるからこそ、「裏切る」ような気持ちになってしまうんですよね。
理由その2:「引き留められたらどうしよう…」という不安
もし電話で断ったら、「もう一度、お話だけでも…」とか「特別に、もう少し頑張れますので!」なんて言われたら、どう返したらいいか分からなくなっちゃう。せっかく決意が固まったのに、揺らぎたくない。これ以上、時間を取られたくない。そんな気持ち、ありますよね。
理由その3:やっぱり「角を立てたくない」という心理
これは日本人に特有の感覚かもしれませんね。将来、どこかで会うかもしれない。地域の人からの評判も気になる。だからこそ、円満に、穏便に終わらせたいという気持ちが強く働きます。
これらの気持ち、全部ひっくるめて「そうだよね」って共感します。でもね、忘れないでほしいのは、あなたは「選ぶ権利」を持っているということ。そして、相手の営業さんも、断られることには慣れているプロだということ。だから、必要以上に自分を責める必要はないんですよ。
【結論】心苦しい相見積もり、円満に断るための3つの鉄則
さあ、具体的な解決策に進みましょう。この3つの鉄則を心に留めておけば、きっとスムーズに、そして心穏やかに断りの連絡ができるはずです。
鉄則1:早めに、そして明確に。あいまいさは禁物です。
「もう少し考えさせてください」とか、「他のところも見てから…」と、いつまでも結論を先延ばしにするのは、実は相手にとっても迷惑になってしまうことがあります。
営業さんも、あなたへの対応に時間を割き続けてしまうし、次に進むべきお客様への対応が遅れてしまう可能性も。
決断が固まったら、できるだけ早く連絡すること。そして、「今回は他社で進めることになりました」と明確に伝えることが、お互いにとって一番誠実な対応なんです。
いや、もちろんすぐに「はい、そうですか」と割り切れない気持ちも分かりますよ。でも、曖昧な返事って、逆に相手に期待を持たせてしまったり、何度も連絡が来る原因になったりするんです。スパッと、でも優しく伝えるのがコツ。
鉄則2:「ご縁」という魔法の言葉を上手に使う。
これがね、本当に便利なんです。「総合的に検討した結果、今回はご縁がなく…」という言葉。
- 具体的な理由を深掘りする必要がない: 「なぜですか?」「何が不満でしたか?」と聞かれても、「総合的な判断で…」と返せます。予算のこと、デザインの好み、担当者との相性など、一つ一つ説明する必要がなくなるんです。
- 相手も納得しやすい: 「ご縁」は、誰にでも起こりうる、コントロールできないものです。だから、相手も「仕方ない」と受け止めやすいんですよね。
- 角が立たない: 誰かを否定する言葉ではないので、感情的な摩擦が起きにくいです。
私が賃貸経営をしている時も、「今回はちょっとご縁がなくて…」って言われると、まぁ仕方ないかって思いますもん。もちろん、その中で「なぜだろう?」って反省点を探すことはありますけど、しつこく引き留めようとは思いません。そういうものなんです。
鉄則3:基本はメールで、電話は最終手段と心得て。
多くの人がメールでの連絡を躊躇しがちですが、実はこれが一番スムーズで、お互いにとって良い方法なんです。
- 感情的になりにくい: 電話だと、つい感情的になってしまったり、相手の引き留めに弱い自分が出てしまったりすることも。メールなら、落ち着いて、伝えたいことをしっかり整理して送れます。
- 記録が残る: いつ、どんな内容で断ったのか、記録に残るので後で「言った」「言わない」のトラブルになりにくいです。
- 相手の時間も奪わない: 営業さんも、メールなら自分の都合の良い時間に確認できます。電話のように、今すぐ対応しなければならない、というプレッシャーがありません。
ただ、「何度かメールを送ったけど返事がない」「しつこく電話がかかってくる」といった場合は、電話で最終確認をするのもアリです。その際も、これからお伝えするテンプレートとコツを参考にしてみてくださいね。
【実践編】これを送ればOK!シーン別「お断りメール」例文集
それでは、具体的なメールの文面を見ていきましょう。ポイントは、「感謝」「明確な結論」「理由に深入りしない」「相手を気遣う言葉」の4つです。
例文1:基本的な「ご縁がなかった」ことを伝えるメール
件名:【ご検討のお礼】〇〇ホーム様(〇〇様)へ
〇〇ホーム 〇〇様
いつも大変お世話になっております。
〇〇(あなたの名前)です。
この度は、私たちの家づくりに際し、
貴社には大変熱心なご提案をいただき、誠にありがとうございました。
〇〇様には、私たちの細かな要望にも親身になってお付き合いいただき、
心より感謝申し上げます。
貴社のプランは大変魅力的で、家族一同で熟考を重ねてまいりましたが、
<strong style="color: #d63384;">総合的に検討した結果、今回は他社様とご縁があり、
そちらで家づくりを進めることといたしました。</strong>
〇〇様のご期待に沿えず大変恐縮ではございますが、
何卒ご理解いただけますと幸いです。
最後になりますが、
貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
署名
------------------------------------------
〇〇 〇〇(あなたの名前)
連絡先:〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
メール:〇〇〇@〇〇.com
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どうですか?これならスッキリ伝えられますよね。特に「ご縁があり」という部分がミソですよ。具体的な理由をぼかすことで、相手からの深掘りを避ける効果があります。
例文2:少し具体的な理由を匂わせたい場合(予算オーバーなど)
どうしても予算が合わなかった、など、少しだけ理由を伝えたい場合ですね。でも、ストレートに「高すぎた」とは言わず、遠回しに伝えましょう。
件名:【ご検討のお礼】〇〇ホーム様(〇〇様)へ
〇〇ホーム 〇〇様
いつも大変お世話になっております。
〇〇(あなたの名前)です。
この度は、私たちの家づくりに際し、
貴社には大変魅力的なプランをご提案いただき、誠にありがとうございました。
特に〇〇(具体的な提案内容)には感銘を受け、家族一同、大変感謝しております。
大変恐縮ではございますが、
<strong style="color: #d63384;">今回は、私たちの予算や総合的な条件を慎重に鑑みた結果、
誠に残念ながら、貴社で進めることが難しいという結論に至りました。</strong>
(または、<strong style="color: #d63384;">「今回は、私たちのライフプランを総合的に考えた結果、
別の選択をすることとなりました。」</strong>)
〇〇様には、本当にお手間をおかけしたにも関わらず、
このようなご報告となり大変申し訳ございません。
何卒ご理解いただけますと幸いです。
最後になりますが、
貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
署名
------------------------------------------
〇〇 〇〇(あなたの名前)
連絡先:〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
メール:〇〇〇@〇〇.com
------------------------------------------
予算の話を出す場合でも、「高すぎる」とは言わず、「予算や総合的な条件を鑑みた結果」とすることで、相手の努力を否定しない形で伝えることができます。
例文3:複数社からの提案を比較検討していたことを伝えるメール
最初から複数社で検討していることを伝えていた場合は、このパターンも有効です。
件名:【ご検討のお礼】〇〇ホーム様(〇〇様)へ
〇〇ホーム 〇〇様
いつも大変お世話になっております。
〇〇(あなたの名前)です。
この度は、私たちの家づくりに際し、
貴社には大変熱心なご提案をいただき、誠にありがとうございました。
当初より複数社で検討しておりましたが、
〇〇様には、その中でもひときわ丁寧にご対応いただき、心より感謝申し上げます。
各社の提案を家族で慎重に比較検討した結果、
<strong style="color: #d63384;">今回は〇〇(あなたの本命のハウスメーカー名)様にて、
家づくりを進めることといたしました。</strong>
〇〇様には大変お世話になったにも関わらず、
このようなご報告となり大変申し訳ございません。
何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。
最後になりますが、
貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
署名
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〇〇 〇〇(あなたの名前)
連絡先:〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
メール:〇〇〇@〇〇.com
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「他社で決めた」とハッキリ伝えることで、相手も「これ以上は無理だな」と理解しやすくなります。「もう決まってるなら仕方ない」ってなりますよね。
【電話の伝え方】こんな時は電話!スムーズに会話を終えるコツ
メールでの連絡が基本ですが、状況によっては電話の方が良い場合もあります。例えば、何度もメールを送っているのに返信がない場合や、急ぎで伝えたい時などですね。電話で伝える際のポイントはこちらです。
電話で断るべきケース
- メールを送っても、数日経っても返信がない場合。
- メールを送ったのに、電話でしつこく連絡が来る場合。
- 何らかの理由で早急に連絡を終えたい場合。
電話での伝え方スクリプト(会話例)
電話だと緊張すると思いますが、これだけ頭に入れておけば大丈夫!
- あなた:「〇〇ホームの〇〇様、いつもお世話になっております。〇〇(あなたの名前)です。今、少しお時間よろしいでしょうか?」
- 営業マン:「はい、どうぞ!」
- あなた:「この度は、私たちの家づくりに際し、大変熱心にご提案いただき、心より感謝申し上げます。〇〇様には本当にお世話になりました。」
- 営業マン:「とんでもないです!何か進捗がありましたでしょうか?」
- あなた:「はい。家族で熟慮した結果、今回は他社様とご縁があり、そちらで進めることになりました。〇〇様のご期待に沿えず大変申し訳ございません。」
- 営業マン:「そうですか…!もしよろしければ、どのような点が…」
- あなた:「申し訳ございません。本当にギリギリまで悩んだのですが、総合的な判断で決めてしまいました。ですので、今回の決定を覆すことはできません。お忙しい中、このようなご報告で恐縮ですが、何卒ご理解いただけたらと思います。」
- 営業マン:「…かしこまりました。残念ですが、承知いたしました。」
- あなた:「はい。短い間でしたが、本当にありがとうございました。貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。それでは失礼いたします。」
途中で引き留められそうになっても、「決定は覆らない」ことを明確に伝えるのがポイントです。決して感情的にならず、丁寧な言葉遣いを心がけてくださいね。
いや、もちろん心の中で「うっ、なるほど。痛いところ突いてくるね」って思ってもいいんですよ。でも、あくまでプロ同士の会話として、淡々と、でも感謝の気持ちは忘れずにいきましょう。
ちょっと待って!断る前に確認しておきたいこと
断りの連絡をする前に、いくつか確認しておくと良いことがあります。念には念を、ですね!
- 「本当にこれでいいのか?」最終確認: 一度断ったら、基本的にそのハウスメーカーとはご縁がなくなります。本命の会社で本当に後悔しないか、今一度、家族で話し合ってみましょう。後で「あっちも良かったな…」とならないように。
- 個人情報の取り扱いについて: 念のため、これまで渡した個人情報(間取り図、家族構成など)の取り扱いについて、もし気になる場合は「提案資料の破棄をお願いできますでしょうか」と付け加えるのもアリです。必須ではありませんが、より安心できます。
- 契約書の確認: もし契約寸前まで進んでいた場合は、その契約内容にキャンセルに関する規定がないか、軽く確認しておくと良いでしょう。ほとんどのケースでは問題ありませんが、念のため。
「うーん、それは耳が痛いですね」って思った高橋さんもいるかもしれませんね。でも、この最終確認が、後々の安心に繋がるんですよ。家づくりって、本当に大きな決断ですから。
高橋さん、大丈夫。「理想の笑顔」のための決断だから。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。正直なところ、断りの連絡って、何回経験してもやっぱり気が重いものです。私も昔、賃貸物件を探していた学生さんが、別の物件に決めた時に「残念だけど、君にとってベストな選択をしてほしい」って心から思ったものです。
その時、学生さんが「ありがとうございました!」って、すごくスッキリした顔で帰っていったのが印象的でね。やっぱり、自分の決断を信じて、しっかり伝えることって大事なんだなって感じました。
高橋さんの家づくりも、まさに「家族の笑顔」が最優先ですよね。
奥様の希望である「吹き抜け」や「アイランドキッチン」を叶えつつ、無理のない予算で、将来の家族旅行や子供の教育費に回せるような、そんな賢い家づくりこそが、本当の幸せに繋がるんだと私は信じています。
見栄を張るためのお金は削っていい。でも、家族の笑顔のためのお金は、最大限に使ってほしい。
今回の「断る」という経験も、実はあなたの人生における「選択と集中」のスキルを磨く、大切なステップなんです。
きっと、この経験が、これから何十年と続く家族の歴史を、もっともっと素敵なものにしてくれるはずです。
あなたの選んだ家が、最高の「笑顔の拠点」となることを、心から願っています。
まとめ:心にポッと灯がともる家づくり、応援しています!
最後に、今日のポイントをもう一度おさらいしましょう。
- 早めに、そして明確に断りの連絡を入れること。曖昧さは相手にも迷惑。
- 「ご縁」という言葉を上手に使い、具体的な理由に深入りしない。
- 基本はメールで、感情的にならず、記録を残す。電話は最終手段。
- 感謝の気持ちは忘れずに、でも自分の決断はしっかり伝える。
注文住宅の家づくりは、本当に大変なことも多いけど、その分、完成した時の喜びはひとしおです。
あなたが、住んでからもずっと幸せが続くような、そんな心にポッと灯がともるような家づくりができるよう、これからも色々な知恵を伝えていきたいと思っています。
一つでも「お?」と思えるヒントがあったら、ぜひ今日から試してみてくださいね。
あなたの家づくりが、最高の思い出になりますように!

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